SCT知って驚くびっくり事実! 7月号 エクササイズの力

文明が発達し便利になった現代では、エクササイズ(体を動かすこと)をするかしないかを、選択できるようになりました。車を使ったり、道具を使うことで、体をあまり動かさなくても、生きていけるようになったのです。そんなライフスタイルが始まった時、“エクササイズ”というものは存在し始めました。

私たちの脳は、他の動物とは異なった優れた機能を持っていますが、私たちの体は、あらゆる動物と同じ法律によって生かされています。大昔から、全ての動物は、体を動かさなければ生きることができず、人間も同様に、毎日狩をしたり果物を集めたりしなければなりませんでした。これは文明の発達によって便利になった現代でも変わることではありません。じっとしていても、他の動物に襲われる危険がなくなったように思われますが、自然の法則に従わずに体を怠けさせることは、結果的に死ぬことへの近道となるのです。


<エクササイズがあなたを○○のリスクから救う!>

エクササイズを定期的にすることで、心臓病骨のゆがみや骨粗しょう症糖尿病免疫のトラブル結腸や乳癌高血圧精神的な病気アルツハイマー退屈と不安や落ち込みなど、あらゆる病気や症状に陥る確率を減らすことができます(全て研究結果による)。ようするに、大昔の人達のように毎日体を動かしていれば、病気のリスクは減るのです。また運動することによって、社交的なネットワークも作ることができますし、体バランス、コーディネーション、見た目の美しさ、筋肉の正常な状態を保つ、骨を強くする、決断力がつく、ストレスを解消する事にも役立ちます。

<どんな運動をどれくらいすればいいの?>

運動には大きく分けて3つのタイプがあります。1つ目は有酸素運動で、ウォーキング、水泳、ダンス、軽いランニング、サイクリングなど、持続可能な運動です。心肺機能を高め、心臓やあらゆる臓器、筋肉を強くします。2つ目は、無酸素運動で、重いウエイトのトレーニングや短距離走など、持続できない激しい運動です。3つ目は、それらの中間的なファンクション(機能的な)運動で、木を切る、腹筋などの体を使った運動、ヨガ、ロッククライミングなど、1と2の中間の運動です。1,2,3のどれかひとつだけを行うよりは、それぞれをうまく組み合わせて行うと良いですね。週に最低2時間の息が切れるくらいの運動を行う事が理想的です。

<どうやって運動をはじめたらいいの?>

運動をしなくては!と思えば、自然と気持ちは引いてしまうもの。運動をやってみよう!という前向きな気持ちで取り組んでみましょう。例えば好きな音楽を聴きながら運動をするお気に入りのカフェまで歩いていくなど、自分の好きなことと組み合わせてやってみると良いでしょう。また、パートナーと一緒に運動を始めたり、フィットネス教室に通ってみるのも良い方法です。専門家に頼めば、あなたの体力や生活習慣に合わせた運動のプログラムを作ってもらう事ができます。

運動の歯車を回し始めるのは勇気がいりますが、回り始まってしまえばあとは簡単です。まず毎日体がすっきりして、朝起きやすくなります。疲れにくく、風邪などの病気にもかかりにくくなり、お肌もぴかぴか。運動をしていなかった頃の自分が信じられないくらい張りのある生活になります。大切なのは、自分に合った運動を、楽しみながら続けるということ。運動に関するご質問やご相談はお気軽にどうぞ。



著者について:ラッセル和代(フィットネス&ヘルスインストラクター)Australia Institute Of Fitness卒業。現在ブリスベンのフィットネスクラブでエクササイズを教える他。日本人の為の運動と健康の指導を行うクラスや、バイリンガルフィットネスクラスも行う。過去10年間のフィットネスと健康に関する経験者。 www.moveyourbody.info E-mail:myb@moveyourbody.info






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