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人は誰でも人によって生かされています。人との関わりを断ち切ったとき、人生の喜びも悲しみも失い、人は人でなくなってしまうことでしょう。どうしたら人と上手に関わり合いながら、ライフを幸せで喜びにあふれたものにできるのでしょうか。今月は私たち人間にとって、生きるうえで重要なスキル「Relationship
」についてのお話です。
「彼はぜんぜん私の気持ちを理解してくれない」「どうして彼女は僕にひどいことを言うのか」
人はよく相手が自分に対して満足感を与えてくれないことに不満を感じています。実は人間関係には「鏡の法則」というものがあって、人は常に他人を通して自分の姿を見ていると言われています。「彼はぜんぜん私の気持ちを理解してくれない」は、実は「私はぜんぜん彼の気持ちを理解していない」であるというのです。
もし自分の気持ちをわかってほしいという気持ちを一歩引いて、相手の気持ちをわかってあげたいという気持ちを前に出したならば、相手は自分に対して感謝と愛情を向けてくれるでしょう。お互いがそうなれたなら、関係は良くなるしかありません。けんかをしたときでも、相手の良い部分を思い出し口にすることができたならば、関係の破局はもっともっと少なくなるのではないでしょうか。
もし嘘をつかれた、嫌なことをされたなどで誰かに対して悪い気持ちを持ってしまったならば、自分は嘘をついていないか?人に嫌なことをしていないか?と自問自答してみるべきです。直接その人に対してではなくても、誰かにそれらを行っていれば、結局その人を責める資格など自分にはないことになるのですから。
逆に「あの人はとっても良い人だ」「あの人は私にとってすばらしい友人であり理解者だ」と感じていれば、相手からもそう思われていることでしょう。自分が相手に対して好感を持っていれば、好感を持った行動をしているはずですから、相手もそれを感じているはずです。良い人の周りには、良いエネルギーが流れ、自然と良い人が集まってくるということです。
悪い気持ちは悪い結果を呼び起こしますので注意が必要です。例えばお金を落としてしまったとしましょう。いくら探しても見つからず、気はイライラ、今日はついていない日だと落ち込んでいれば、その日の仕事や人との付き合いにも悪い影響が出てしまうでしょう。ですが、もしあなたが「きっと自分の落としたお金が困っている誰かの助けになったのかもしれない。社会に寄付したつもりで受け入れよう」と考えられたなら、その日は気持ちよく過ごせ、仕事や人間関係もきっとうまくいくことでしょう。「悪いことは重なる」とはよく言いますが、重なるのではなく、実は自ら重ねているのです。悪いエネルギーは悪い出来事を呼びよせてしまうのです。逆に良いことも重なるものですが、人は悪いことは良く覚えていても、良いことは意外と忘れてしまいがちです。会社のカスタマーサポートにクレームをあげる人はたくさんいますが、お礼の電話をかける人は少ないのがその例ですね。良いことはその場だけですぐ忘れてしまうのが人の常ですが、実は良い流れもちゃんと存在しているのです。
まとめると、人との関係を上手にコントロールするには@「鏡の法則」を理解し自分自身をしっかり見つめ直すことです。他人の穴ばかりを見てしまう人も自分の穴に気がつけば、おのずと見方が変わり行動も変わってくるでしょう。そしてA「悪いことを重ねる」考え方を「良いことを重ねる」考え方に変えていくことです。そうすることであなたの周りには良い空気が流れ、良い人も集まり、ライフはとても明るく楽しくなっていくでしょう。
結局どんな結果をだすのも、その人の考え方一つなのです。幸せだと感じる人もそうでない人も、その考えはその人が選ぶものなのです。私がインドを旅したとき、貧しくても自分がこの世に存在することを神様に感謝し、人と自然を尊敬しながら生きている人にたくさん出会いました。彼らはとても幸せそうでした。物があるかどうかで人の幸せは決まりません。人が人を幸せにするのだと私は思います。
人と上手にかかわりあいながら、自分自身の幸福度を高めることができるなら、人間関係はうまくいき、ライフは充実していると実感できることでしょう。
著者について:ラッセル和代(フィットネス&ヘルスインストラクター)Australia
Institute Of
Fitness卒業。ブリスベンのフィットネスクラブでグループフィットネスクラスを教える他、日本人の為の運動と健康の指導を行うクラスや、バイリンガルフィットネスクラスも行う。過去10年間のフィットネスと健康に関する経験者。ブログ:
http://lifeorganic.blog102.fc2.com ご意見や感想などは、
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